「視力はいいから、目は健康」
「ちゃんと見えているし、眼科は行かなくて大丈夫」
――そう思っていませんか?
実はこれ、眼科医の立場から見ると非常に危険な思い込みです。
あおぞらクリニック眼科形成外科では近年、
20〜30代・視力1.0以上・自覚症状ほぼなしにもかかわらず、
検査で初めて目の病気や異常が見つかるケースが増えています。
「見えているのに異常がある」――これは決して珍しいことではありません。本記事ではなぜ視力が良好でも定期検診が必要・大切なのかについて解説します。

📑 目次
① 視力が良い=目が健康、ではありません
「視力が良い=目の病気はない」と思われがちですが、これは大きな誤解です。
視力検査で分かるのは、近視・遠視・乱視といった“見え方”のみ。
一方で、緑内障や視神経障害、網膜の異常といった病気は、 視力が良いまま進行することがあります。
② 見えてるのに危険な目の病気がある理由
目の病気の中には、
・痛みがない
・赤くならない
・視力低下が起きない
という特徴を持つものが多く存在します。
そのため、「目に異常があること自体に気づけない」のです。
特に問題なのが、自覚症状が出たときには進行している病気。
③ 若い世代でも増えている代表的な異常
● 緑内障(若くても発症します)
「緑内障は高齢者の病気」というイメージがありますが、 20〜30代の若い世代でも発見されることがあります。
・初期は自覚症状がほぼない
・視力は長期間保たれる
・気づかないうちに視野が欠けていく
※ 緑内障で失われた視野は、元に戻すことができません。

● 視神経・網膜の異常
スマホやPCを長時間使う現代では、 慢性的な負担が視神経や網膜に蓄積します。
「視力は良いのに、実は目の中では異常が進んでいる」 ――これも決して珍しくありません。
④ なぜ自覚症状が出にくいのか?
理由の一つが、脳の補正機能です。
視野が少し欠けても、脳が自然に補ってしまうため、 本人は異常に気づきません。
その結果、「目に異常があるとは思わなかった」という状態が続いてしまいます。
⑤ 眼科で行う「視力以外」の重要な検査
眼科では視力検査だけでなく、以下のような検査を行います。
・眼圧検査:緑内障リスクの確認
・視野検査:気づかない視野欠損の発見
・眼底検査:視神経・網膜の状態チェック
これらを組み合わせることで、将来の視力低下リスクを早期に見つけることができます。
⑥ こんな人こそ一度検査を
・視力は良いが、目が疲れやすい
・目の異常に気づいたことがない
・スマホ・PCを長時間使う
・家族に緑内障の人がいる
⑦ まとめ|見えている今こそ眼科へ
視力が良い今こそ、目の状態を一度きちんと確認しておきましょう。

