〜同じ検査を毎回行う“本当の理由”を、わかりやすく解説します〜
目次
- はじめに|「また同じ検査?」と思ったことはありませんか
- 視力検査は“見え方チェック”だけではありません
- 視力の変化からわかる主な眼疾患
- 眼圧検査が毎回必要な理由
- 眼圧の変動と緑内障の深い関係
- 目の病気は「自覚症状が出にくい」
- 毎回検査する眼科=信頼できる診療
- よくある質問Q&A
- あおぞらクリニック眼科形成外科の診療姿勢
- まとめ|検査は未来の見え方を守るため
1. はじめに|「また同じ検査?」と思ったことはありませんか
眼科を受診した際、
「前回と同じ検査なのに、また視力を測るの?」
「今日は相談だけなのに、眼圧検査も必要?」
と感じたことがある方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、眼科で毎回行われる視力検査・眼圧検査は、単なるルーティンではなく、目の健康を守るために欠かせない重要な診療行為です。
このブログでは、「なぜ毎回検査するのか」「省略してはいけない理由」を、専門知識がない方にもわかりやすいように解説します。

2. 視力検査は“見え方チェック”だけではありません
👀 視力検査は目の状態を知る入口
視力検査は単に「どこまで見えるか」を調べるものではありません。
視力の数値には、角膜・水晶体・網膜・視神経といった目の各部位の状態が反映されます。
・ピント調節がうまくできているか
・左右の目で見え方に差がないか
・前回と比べて変化が出ていないか
これらを総合的に確認するため、毎回の視力検査が重要になります。
3. 視力の変化からわかる主な眼疾患
視力の低下や変動は、以下のような眼疾患のサインであることがあります。
・白内障:かすみ・まぶしさが徐々に進行
・網膜疾患:歪み、部分的な見えにくさ
・視神経疾患:視野障害を伴うことも
特に注意が必要なのは、自分では変化に気づきにくいケースです。数値として記録し、比較することで初めて異常に気づけることも少なくありません。
4. 眼圧検査が毎回必要な理由
👁️ 眼圧は緑内障診療の要
眼圧検査は、緑内障の診断・経過観察において非常に重要です。
眼圧が高くないから安心、というわけではありません。日本人に多い正常眼圧緑内障では、眼圧が正常範囲でも視神経障害が進行します。
★目薬によっては眼圧が上がりすぎてしまう場合/体質かも
例えば、「目がかゆいので目薬が欲しい」「目ヤニが出る」などの症状に対して目薬を処方されることがありますが、その目薬にはステロイド成分が含有されているものもあります。
そのステロイドには眼圧を上昇させる効果があり、まれにその副反応を強く引き起こし眼圧がかなり上昇してしまうというケースも存在します。
また、眼圧上昇は自覚的な痛みや違和感を伴わないケースも存在するため、目薬で症状がもし改善したとしても再診をお願いし、経過とともに眼圧のフォローアップを行っております。
5. 眼圧の変動と緑内障の深い関係
⏰ 眼圧は日内変動・日差変動がある
眼圧は一日の中でも変動し、体調や睡眠、ストレスの影響も受けます。
そのため、1回の測定結果だけで判断するのは危険で、継続的なデータの積み重ねが重要になります。
💊 治療効果を確認するため
点眼治療を行っている方では、眼圧が目標値内にコントロールされているかを確認する必要があります。

6. 目の病気の多くは「自覚症状が出にくい」
⚠️ 多くの眼疾患は、症状が出たときにはすでに進行していることがあります。
緑内障・網膜疾患・視神経の病気などは、初期には痛みもなく、見え方の変化もわずかなことが多いのが特徴です。
「症状がない=異常がない」ではないため、定期的な検査が重要になります。
7. 毎回検査することは決して無駄な行為ではない
検査を省略すれば診察時間は短縮できますが、それは必ずしも患者さんの利益にはなりません。
毎回検査を行うことは、小さな変化を見逃さず、将来の視力低下を防ぐための大切な取り組みです。
8. よくある質問Q&A
Q. 毎回同じ検査をするのは無駄では?
👉 無駄ではありません。変化がないことを確認するのも診療の一部です。診察だけでは見逃してしまう可能性のある疾患も、検査データと並行して確認することでリスクを最小限に抑えます。
Q. 視力が良い人でも必要?
👉 視力と眼疾患は別物です。視力が良好でも視野欠損や網膜に異常がある場合もございます。
Q. 眼圧検査は痛くない?
👉 多くの場合、痛みはほとんどありません。
9. あおぞらクリニック眼科形成外科の診療姿勢
・数値の変化を重視した診療
・必要な検査を省略しない
・検査結果をわかりやすく説明
患者様が納得し、安心して通える眼科を目指しています。
10. まとめ|検査は未来の見え方を守るため
・毎回の視力・眼圧検査には明確な理由がある
・小さな変化を早期に発見することが重要
・検査は将来の視力を守るための投資
気になる症状がある方、検査について不安がある方は、お気軽にご相談ください。

