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【どっち?】フォトフェイシャルとレーザートーニングの違いとは

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みなさんこんにちは😊

あおぞらクリニック眼科 形成外科 副院長の鶴田優希です。

今日のテーマは「美肌治療」
美しい肌を目指す治療は多種多様な方法で進められますが、特に注目されているのが「フォトフェイシャル」と「レーザートーニング」という二つの治療法です。


フォトフェイシャルもレーザートーニングも、肌のトーンを明るくし、シミやくすみを目立たなくさせることで、全体的な肌質の改善を目指すものとして有名ですよね。年齢を問わず、様々な肌質の方に適応し、多くの方から支持されている美肌治療です。


一方、フォトフェイシャルとトーニングのどっちが効果的なの?という疑問を抱いているかたが多いのも事実。

カウンセリングの際には患者様からこれらの治療法の違いや、どちらが自分に合っているのかという質問を頻繁に受けます。そこで、今回の記事ではフォトフェイシャルとレーザートーニングの基本的な特徴から、それぞれのメリットやおすすめする肌質について詳しく解説していきたいと思います。

※フォトフェイシャルという用語は、元々はルミナス社が開発した「M22」という機械を用いたIPL(強力パルス光)治療の際に使用される専門的な名称です。しかし、日常的にはIPL治療全般を指して「フォトフェイシャル」と呼ぶことが一般的になってしまっています。
この記事では、より多くの方に内容を分かりやすく伝えるために、この広く受け入れられている用語を使用しています。

 

フォトフェイシャルってどんな治療?

フォトフェイシャルという言葉を聞いたことはありますか?IPLやフォトとも言われるこの治療法は、美肌治療・シミ治療としては定番であり有名な選択肢となっています。

では、フォトフェイシャルがどのようなものか、もう少し掘り下げてみましょう。

フォトフェイシャルは、特別な光(IPL=Intense Pulsed Light、強力パルス光)を用いたスキンケア治療の一種です。この光は、肌の表面に優しく作用しながらも肌の深いところに潜む問題点にアプローチします。特に、そばかす・シミ・くすみや小シワ・赤みなどに対して非常に効果的です。

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フォトフェイシャルの仕組みとしては、特定の波長の光が肌に吸収されることでお肌の修復プロセスが促されていきます。これにより、しみやくすみ・赤みといった色素トラブルが修復されるとともにお肌の新しいコラーゲンの生成が促され、より若々しくハリのある健康的な状態を取り戻すことができます。

レーザートーニングってどんな治療?

フォトフェイシャルと並んで人気・有名な美肌治療が「レーザートーニング」。

レーザートーニングは、特定の波長を使用したレーザー技術により肌の深い層(特にメラニン色素が存在する層)にアプローチしていきます。くすみや肝斑を解消して肌の色調を均一にし、シミや色素による色むらを改善する治療法です。

レーザートーニングでもしみや色味の改善だけでなく、肌質改善の効果を得られます。


レーザーの光が肌に吸収されることにより、肌の自然な再生プロセスを促します。この過程で、古い損傷した肌細胞が自然に排除され、新しい細胞の生成が促されるため、肌はより若々しく健康的な状態へと改善されていきます。また、この治療法は毛穴の引き締めや肌のテクスチャーの改善にも効果があり、全体的な肌質の向上に寄与します。


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フォトフェイシャルとレーザートーニングどっちを選ぶ?

美肌治療・しみ治療のベースの施術としてフォトフェイシャルとレーザートーニングのどちらを選ぶべきか悩んでいる方は多いと思います。

フォトフェイシャルとレーザートーニングの違い

この二つの治療法は、肌に与える影響の深さやターゲットとなる問題において大きな違いがあります。

フォトフェイシャルはIPL(強力パルス光)技術を用いて幅広い波長の光を肌に照射し、主に表皮の問題、すなわちシミ、そばかす、細かい血管の赤みなど表面的な色素の不均一を改善します。

IPLで使うこの光を"レーザー"とおっしゃる方もいるのですが、実はさまざまな波長の光線を含んだ光であり、実はレーザーではないのです。

一方、レーザートーニングは特定の波長のレーザーを用いて、お肌のより深い層、特にメラニンが存在する真皮層に直接作用します。この方法は、肝斑や深いシミに対して非常に有効であり、肌の再生プロセスを促すことで、全体的な肌質の向上にも寄与します。

 

フォトフェイシャルとレーザートーニングの使い分け

「フォトフェイシャルとレーザートーニングのどっちを使えばいいの?」
これは医師によっても意見が分かれる部分ですが、ここからはあおぞらクリニックで私がおこなっている一般的な使い分けについて説明していきます。

まず大前提として、通常のシミ(老人性色素斑や雀卵斑)に対してはフォトフェイシャルを推奨することが多いです。一方、

○肝斑と言われる炎症性のくすみがあり、IPLをどう照射しても悪化してしまうような場合

○シミは目立たないが、全体的なくすみを減らして美肌効果を得たい場合

このような場合には、レーザートーニングを選択しています。

どちらの治療を選ぶかは、肌の状態や改善したい肌の問題によって異なり、両者を重ねておこなうことを推奨する場合もあります。

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IPL?トーニング?適切な選択をするための工夫

あおぞらクリニック眼科 形成外科では、患者様お一人ひとりにあったより適切な判断をし、質の良い美肌治療をするため以下のような工夫をしています。

肌診断器「NeoVoir」の使用

当院では、患者様一人ひとりの肌の状態を正確に把握し、最適な治療を提供するために、最新の肌診断器NeoVoirを導入しています。

初診時や施術を受けていただく際に、毎回NeoVoirで肌の状態を撮影し、その経過を医師と担当看護師とで丁寧に確認しています。これにより、治療による思わぬ肝斑の悪化や、気づかなかったシミの改善など、患者様自身が自覚していない肌の変化も見逃さず、より個別化されたケアを提供できます。

肌診断機を導入しました!将来のシミやシワ、見てみませんか?

 

このような画像診断は、治療の効果を目で見て確認できるため非常に重要です。当院ではNeoVoirを用いたお肌診断を無料で提供しています。しかし、このような撮影機器を備えていないクリニックや、撮影に高額な料金を要求する場合も少なくありません。

当院では、最新の技術を駆使して患者様の美肌をサポートすることに力を入れています。NeoVoirを用いた肌の撮影は、患者様にとっても、私たちにとっても、治療の方向性を決定する上で不可欠なプロセスと考えています。これにより、フォトフェイシャルとレーザートーニングのどちらが患者様にとって最適なのかを判断し、より安心して治療を受けていただけるようにしています。

肝斑でもフォトフェイシャルは可能?セレックVの使用

あおぞらクリニックでは、フォトフェイシャルの機種としてセレックVという機械を使用しています。この機械の特徴は、様々なフィルターやモード設定を患者様一人ひとりの肌の状態に合わせて調整できることです。

特に、肝斑といった特定の肌の問題を抱える方に対しても、適切なモード設定が可能であり、それが当院のフォトフェイシャルの大きな特徴となっています。

フォトフェイシャルの機種によっては肝斑が存在すると照射ができないものもありますが、セレックVを用いることで、このような制約を受けることなく治療を受けることが可能になります。これにより、より多くの方がIPL治療を受けられるようになり、肌の質感改善、色素沈着の軽減、そして美しい肌への期待をより広範囲の患者様に提供できるというメリットがあります。

 

フォトフェイシャルとレーザートーニングの症例

次に、フォトフェイシャルとレーザートーニング治療の実際の症例写真についてご紹介します。

それぞれの治療によってどのような効果が期待できるかを理解するのに役立てていただきたいですが、治療効果には個人差があるのであくまでも一例として参考にしてください。

フォトフェイシャルの症例写真①

まず、Aさん(70代男性)のケースから見ていきましょう。

Aさんは頬のシミが気になっており、IPL治療を5回受けられました。結果として、シミがかなり改善されたとのことです。IPL治療により、肌の表面に現れた色素沈着が軽減し、明るく均一な肌色を取り戻すことができました。

※フォトフェイシャルの価格:1回12,000円+税。一時的なほてりや赤み、ひりつきや乾燥感を生じることがあります。また、まれに光に対するアレルギーが生じることがあります。

フォトフェイシャルの症例写真②

次に、Bさん(30代女性)です。

Bさんは頬の赤みやシミに悩んでおり、IPL治療を2回受けました。たった2回の治療でも、シミやくすみ、赤みや肌質の改善が見られました。お肌質によっては短期間でも顕著な改善が可能であることを示しています。

※フォトフェイシャルの価格:1回12,000円+税。一時的なほてりや赤み、ひりつきや乾燥感を生じることがあります。また、まれに光に対するアレルギーが生じることがあります。

レーザートーニングの症例写真

最後に、Cさん(30代女性)のケースを見てみましょう。

Cさんは肝斑や頬のくすみ、赤みが気になっていました。このような深い肌の問題に対処するため、レーザートーニング治療を10回とトラネキサム酸の内服を組み合わせて治療されました。
その結果、肝斑やくすみ・シミがかなり改善されました。肝斑の治療としてはトラネキサム酸の内服も大切です。

※レーザートーニングの価格:1回19,800円+税。一時的なほてりや赤み、ひりつきや乾燥感を生じることがあります。また、まれに光に対するアレルギーが生じることがあります。

美肌治療・シミ治療ならあおぞらクリニック

ブログを最後まで読んでいただきありがとうございます!

フォトフェイシャルやレーザートーニングといった美肌治療・シミ治療に関心があるなら、ぜひこの機会に私たちのクリニックに相談にいらしてください。肌の小さな悩みから大きな悩みまで、どんなことでも気軽にご相談いただきたいと思います。

まずはカウンセリングだけ受けにきていただくという方も心から歓迎しております。

ご来院前に質問したいことがある方のために、LINEを通じて24時間お問い合わせいただくことも可能です。施術後の不安や疑問が生じた際にもすぐに医師の意見を求めることができます。

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みなさまのお肌状態や治療に求める効果などによっておすすめする治療は異なりますので、ぜひカウンセリングで最適なお治療をご提案させてくださいね♪

 

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